主の恵みを忘れずに生きる

  • 説教:鄭有盛 牧師
  • 手話:高原麻理 執事
  • 教会:東京東部教会
  • 日時:2015.06.07

マルコによる福音書8:1-21

1. そのころ、また大ぜいの群衆が集まっていたが、何も食べるものがなかったので、イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた、
2. 「この群衆がかわいそうである。もう三日間もわたしと一緒にいるのに、何も食べるものがない。
3. もし、彼らを空腹のまま家に帰らせるなら、途中で弱り切ってしまうであろう。それに、なかには遠くからきている者もある」。
4. 弟子たちは答えた、「こんな荒野で、どこからパンを手に入れて、これらの人々にじゅうぶん食べさせることができましょうか」。
5. イエスが弟子たちに、「パンはいくつあるか」と尋ねられると、「七つあります」と答えた。
6. そこでイエスは群衆に地にすわるように命じられた。そして七つのパンを取り、感謝してこれをさき、人々に配るように弟子たちに渡されると、弟子たちはそれを群衆に配った。
7. また小さい魚が少しばかりあったので、祝福して、それをも人々に配るようにと言われた。
8. 彼らは食べて満腹した。そして残ったパンくずを集めると、七かごになった。
9. 人々の数はおよそ四千人であった。それからイエスは彼らを解散させ、
10. すぐ弟子たちと共に舟に乗って、ダルマヌタの地方へ行かれた。
11. パリサイ人たちが出てきて、イエスを試みようとして議論をしかけ、天からのしるしを求めた。
12. イエスは、心の中で深く嘆息して言われた、「なぜ、今の時代はしるしを求めるのだろう。よく言い聞かせておくが、しるしは今の時代には決して与えられない」。
13. そして、イエスは彼らをあとに残し、また舟に乗って向こう岸へ行かれた。
14. 弟子たちはパンを持って来るのを忘れていたので、舟の中にはパン一つしか持ち合わせがなかった。
15. そのとき、イエスは彼らを戒めて、「パリサイ人のパン種とヘロデのパン種とを、よくよく警戒せよ」と言われた。
16. 弟子たちは、これを自分たちがパンを持っていないためであろうと、互に論じ合った。
17. イエスはそれと知って、彼らに言われた、「なぜ、パンがないからだと論じ合っているのか。まだわからないのか、悟らないのか。あなたがたの心は鈍くなっているのか。
18. 目があっても見えないのか。耳があっても聞えないのか。また思い出さないのか。
19. 五つのパンをさいて五千人に分けたとき、拾い集めたパンくずは、幾つのかごになったか」。弟子たちは答えた、「十二かごです」。
20. 「七つのパンを四千人に分けたときには、パンくずを幾つのかごに拾い集めたか」。「七かごです」と答えた。
21. そこでイエスは彼らに言われた、「まだ悟らないのか」。